チラシ制作の極意

商売人的感性を磨く/まず行動し、考える

チラシ制作をする人は、感性を磨かねばならない。ここでいう感性とは、表面的流行を追いかける感性ではなく、それをもっと深くえぐり、どうやったら売れるかをつかむ、商売に敵感性のことである。

商売人的感性を磨くにはどうしたらいいか。その第一歩は様々なことに好奇心を持つことである。繁盛している居酒屋があれば、飲みに行ってみる。人が集まるイベントがあれば見に行ってみる。なんでもいいから、まずは行動することだ。机に座ってじっとしていても絶対に商売的感性は磨かれない。

次にその理由を自分なりに考える。なぜその店が繁盛しているのか、なぜそのような現象が起きるのか。人に聞いてもいいが、自分なりの答えを出すことが大事だ。そして、それをチラシに応用できないか、売り場に応用できないかを考える。もちろん、即応用できるものは少ないが、それでもそのようにして商売的感性を常に磨くことが大事だ。常に磨いていると、本当に大事なことを発見できる時が必ず来る。

常に売れるための応用を考える

例えば、1997年に大流行したポケットモンスター。テレビを見ていた子供たちが気分が悪くなったり、けいれんを起こしたりした事件があった。原因はテレビ画面の赤色と青色が数秒間に何百回とちらついたことだという。これを何も考えずに見ていると、「へえ、そうなんだ」で終わってしまうが、商売的感性で見れば、チラシに応用ができる。


チラシに感謝して作ろう/お客様に最も近づける分身

チラシに関して様々な角度から解説してきました。

チラシとは会社の一部であり、もっともお客様に近づける分身であるといえる。唯一、勝手にお客様の家に訪問し、家の中まで上がることができるのだ。なんと素晴らしいツールだろう。チラシを最初に考えた人は商売のノーベル賞を上げたいくらいである。

その素晴らしく便利なチラシを今や当たり前のように、半分惰性で売っているところはないだろうか。空気と同様、その存在が当たり前になった時に人はその存在に感謝をしなくなる。もし地球上からチラシがなくなったら、どうやってタイムリーに店の紹介をするのだろうか。インターネットがその代わりをする、という人もいるだろうが、私はそうは思わない。

テレビが普及し始めたころ、新聞がなくなるのではないかという論議があったそうだが、新聞はなくなっていない。あらゆるマルチメディアが発達しても、すぐ手に取ってみることができる紙媒体というものはおそらく永遠になくならないだろう。

知恵と感謝で資源を有効に。

地球環境の点からみると、チラシは元をただせばパルプ、つまり、木から作られている。最近の二酸化炭素の問題などを見ていて、失われていく森林がこのチラシに化けているのかと思うと、悲しくなってくる。何が悲しいかというと、あまりにも知恵を使っていない、死んだチラシが多いからだ。資源とは有効活用してこそ生きてくるものだ。知恵を使わず、寝られていないチラシは、貴重な森林資源のむだ使いをしていると私は思う。同じチラシを打つのであれば、森林に感謝し、チラシに感謝し、できるだけ知恵を絞り、当たる、生きたチラシを作ってこそ、資源も生きてくるのではないだろうか。

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