チラシ会議で社内の一体化を図る

社員全員がミニ経営者となる

チラシ会議というものを開いているところはあるだろうか。会社にはいろいろな会議があるが、ぜひ実施してほしいのが、チラシ会議である。チラシレベルのより一層の飛躍のためには、全員でチラシの中身を考えていかねばならない。売り場の現場社員全員が商品担当者となり、ミニ経営者となっていくためには、チラシ会議を開くのが一番だ。ポイントは以下の通りなので、参考にしてほしい。

・まず売り場全員が何かの担当商品を持つ

・その商品の売り上げ、粗利、回転率の目標を設定する

・チラシ商品の売り上げ目標を設定する

・チラシアイテムの選定を行う

・チラシアイテムの売れ個数目標を設定する

・チラシに実績をマジックで書きこむ

・全員で目標を実績の差を検討する

・よくも悪くても理由を明確にする

・次の打ち手をそれぞれ商品別に決めていく

・売り場・チラシで具現化していく

この流れで月に1度、会議を行っていく。これにより、全員がチラシを通じ、経営に参加している意識を持たせ、さらに目標と、自ら工夫することを学ばせる。あまり堅苦しく考えず、ゲーム感覚で行うことが大事である。経営者発送といっても、絶対に経営者と同じ気持ちにはなれないからだ。


チラシ業者にも会議に参加してもらう/ チラシ業者を教育、育成する

当たるチラシを作るためには、よいパートナーにめぐり会わなければならない。ビジネスの世界はよい取引先、よい客と巡り会わないと、うまくいかないが、チラシ作りもそれと同じである。

よいチラシ業者にめぐり会うことは大事であるが、チラシ業者を教育、育成するというのもまた、重要な要素である。「うちのチラシ業者はへたくそでね」という話をまれに聞くことがあるが、そんなことを言っても何も始まらない。

自分がそのチラシ業者を教育、育成してこそ、自社の外部ブレーンとなり、要求レベル以上のチラシを作れるようにもなるのである。

教育、育成の第一歩としては、自社のチラシ会議に参加させるようにする。そして、自社の売り上げ等々まで、理解してもらい、意見を言ってもらう。なんでもこちらの要求通りに作るのがよいチラシ業者ではない。「こうしたらもっと目立つのではないですか」「こんなチラシが最近は当たっていますよ」など、プラスの意見を言ってもらう。たとえそれが間違っていたとしても、前向きな意見であれば、社内に対して何らかの刺激を与え、いい方向に向かうものだ。

当たるチラシを共に考える

大半のチラシ業者が店側の意見に逆らってはいけないと思っている、あるいは全く何も考えてはいないので、意見を言わず、単にロボットになっていることが多い。しかし、自社の内情をすべて公開し、真の当たるチラシとは何かという命題をチラシ業者に突きつければ、それなりに工夫してくるものである。

私の指導先では、頻繁にチラシ業者に来てもらい、なるべく意見を言ってもらっている。最初はトンチンカンでも、だんだんいい意見をしてくるようになる。安易に業者を変える、というのではなく、育ててみよう、という気持ちでチラシ業者と付き合っていってほしい。

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